会社名 | 有限会社ウメザワ |
---|---|
所在地 | 〒518-0733 三重県名張市大屋戸334番地 |
電話番号 | 0595-63-0082 |
FAX番号 | 0595-64-0668 |
メールアドレス | info[at]umezawa-u.co.jp ※[at]を半角の@に変更してください |
代表者 | 代表取締役社長 梅澤尚史 |
取引銀行 | 百五銀行 名張支店 |
所属団体 |
|
主な販売先 |
|
三重県名張市。忍者の里として知られる伊賀盆地に梅沢木材工芸社はあります。
盆地の名の通り、四方を山々に囲まれた自然豊かな地です。
地場産の桧や杉はもちろん、東は岐阜県の東濃、西には奈良県の吉野と日本屈指の木材産地 の中間に位置し、優秀な木材が集まりやすい環境にあり、古来より林業・製材業・木工業が非常に盛んな地域です。
梅沢木材工芸社では、創業よりこの地の利、この地で磨かれた木工職人の伝統技術に支えられて発展してきました。
アクセス
- お車でお越しの場合
- 名阪国道 上野インターより車で約25分
- 電車でお越しの場合
- 近鉄 名張駅よりバスで約5分
大屋戸バス停下車 徒歩1分
代表ごあいさつ
弊社は大正4年の創業以来、家庭用の木製品を全国へお届けしてまいりました。そして、皆様方の深いご理解とご支援の賜物で、2015年には創業100年を迎えました。心より感謝しております。
100年の歴史の中でも、戦後の動乱期に会社を法人化、その直後に伊勢湾台風の被害に遭いながらも、会社を再興した先々代の社長である祖父の苦労は察するに余りあるものであったと思います。当時の祖父の気持ちに思いを馳せ、社業に邁進する毎日です。
代表取締役社長 梅澤尚史
さて、時代の変化とともに、私たちが原材料として扱う木材の、社会や人々の心の中における存在意義も大きく変化しています。木材と切っても切り離せないのが環境問題です。何かとデザインや見た目ばかりが優先される昨今ですが、まず第一に長く使える良質で機能性の高い製品づくりが環境に優しくサステナブルな社会に貢献する事だと私たちは考えています。
そして、材木を使う者の責任として、国産材の利用、建築端材などを有効活用することを通して森林保全や林業の安定的な成長への寄与を目指しています。環境に配慮したものづくりを通じ、今後とも持続可能で豊かな社会の実現に積極的に貢献してまいります。
また、「木材セラピー」という考え方に代表される様に、ストレス社会である現代において、人々は木や材木にやすらぎやリラックス効果を求めています。木材や木製品が身近にあるだけで、私たちは五感を通じて心地よさを感じることができます。この様な「木のある暮らし」の魅力をより多くの方に感じて頂ける製品づくりに、社員一同精進していく所存です。
沿革
梅沢木材工芸社は大正十四年、先々代梅沢奈良次郎が創業しました。当時は製糸事業を行っており、木製品事業は製糸に使用する木製の道具を製造修理する製糸事業の別部門としてスタートしました。
太平洋戦争が始まると国の命令により製糸事業を廃業し、軍服用の木製ボタンの製造を開始。これが木工業を専業とするきっかけとなります。
戦後復興期を迎えると、家庭用木製品の需要が増大。ボタンの製造から、蝿帳・ちゃぶ台、まな板などの家庭用木製品の製造に徐々にシフトしていきました。
戦前の創業から時は流れ、現在でも梅沢木材工芸社ではまな板やすのこ・寿司器・落し蓋などの商品を製造しています。変わりゆく時代とともに機械化された技術と、未だに変わらない手仕事の伝統の技術があります。
また、技術の他にも当時と全く変わらないもの。それは妥協を許さない仕事という品質に対する職人魂です。変わらず受け継がれてきた職人のこの心意気が、百年にわたって梅沢木材工芸社を支え続けている屋台骨です。
創業百年を迎える梅沢木材工芸社は先代・梅澤比呂之から現社長・梅澤尚史への事業承継を経て、日本の木材工芸の今後の百年を見据えます。